ハンセン指数 　 　 　　　　　23211.48 +240.15 +1.05％
中国本土株指数（旧H株指数） 8241.65 +100.18 　+1.23％
レッドチップ指数 　　　　　　 3845.38 -10.55 -0.27％

　22日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。中国経済対策の期待感が高まる流れ。不動産引き締め策の緩和期待も浮上している。政府系証券紙は21日、不動産政策が「底入れ」したとの論説文を掲載した。その中で、来年の政策基調は「安定」であり、年末にかけて各種の不動産安定策が打ち出されている点に言及。この事実は、不動産政策の底入れを示すものと指摘した。そのほか、銀行貸し出し指標の最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」追加引き下げ見通しも伝わっている。また、昨夜の米市場で、新型コロナ変異ウイルス（オミクロン）感染拡大による景気懸念がひとまず後退し、主要指数が急反発したことも追い風だ。
　主要銘柄の値上がり率は、網易(ネットイース：9999/HK)が6.8％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が4.3％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が4.0％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が4.0％、李寧(リーニン：2331/HK)が3.2％など。


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