ハンセン指数 　 　 　　　　　29225.66　 -42.64 -0.15％
中国本土株指数（旧H株指数） 10855.56 -8.01 -0.07％
レッドチップ指数 　　　　　　 4067.76　 -11.11 -0.27％

　29日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら続落している。指標発表前に買い手控え。中国ではあす30日、6月の製造業PMI（国家統計局などが集計）が公表される。今月報告された月次経済指標が総じて弱い内容だっただけに、足もとの経済動向を見極めたいとするスタンスが強まった。もっとも、下値は限定的。昨夜の米ハイテク株高が好感されたほか、中国の金融緩和継続観測が相場を支えている。中国人民銀行（中央銀行）は28日、貨幣政策委員会が25日に開いた四半期会合で、「穏健な金融政策を合理的に運営し、適度な流動性を維持する」ことが確認されたことを明らかにした。実質金利の更なる低下を促す方針も示している。
　主要銘柄の値下がりは、中国石油化工(サイノペック：386/HK)が2.7％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が2.3％、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ：2020/HK)が2.1％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が1.8％、領展房地産投資信託基金(リンク・リアル・エステート・インベストメント・トラスト：823/HK)が1.2％など。


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