24日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.81ポイント（0.08％）高の3645.03ポイントと小幅ながら4日続伸している。
　中国人民銀行（中央銀行）の資金供給スタンスが支え。人民銀はこのところ、リバースレポを通じた資金供給を連日で実施している。もっとも、上値は限定的。中国不動産大手を巡る警戒感が漂っている。外電が23日、消息筋情報として伝えたところによれば、中国の中央政府は地方政府に対し、デフォルト（債務不履行）リスクに直面する中国恒大集団（3333/HK）が経営破たんする可能性に備えるよう指示したもようだ。
　主要銘柄の値上がり率は、仏山市海天調味食品（603288/SH）が7.0％、中国アルミ（601600/SH）が4.6％、中遠海運HD（601919/SH）が3.8％、中国石油天然気（601857/SH）が2.3％、重慶ビール（600132/SH）が2.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.18ポイント（0.42％）安の277.54ポイント、深センB株指数が8.02ポイント（0.67％）安の1185.15ポイントで推移している。


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