3日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比22.95ポイント（0.66％）安の3441.34ポイントと反落している。
　新型コロナウイルス変異種（デルタ株）の感染拡大が不安視される流れ。市中感染は15省26都市に及び、北京市など31省（直轄市・自治区）で不要不急の省外移動を禁止する通知が出されている。コロナ感染初期に大規模なロックダウン（都市封鎖）を余儀なくされた経験のある湖北省武漢市では、市民が日用品や食料品の買い占めに殺到していると伝わった。
　主要銘柄の値下がり率は、長城汽車（601633/SH）が3.1％、中遠海運HD（601919/SH）が2.0％、万華化学集団（600309/SH）が1.7％、招商銀行（600036/SH)が1.5％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.22ポイント（0.09％）高の257.83ポイント、深センB株指数が2.73ポイント（0.23％）安の1204.88ポイントで推移している。


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