ハンセン指数 　 　 　　　　　25382.06　 +272.47 +1.09％
中国本土株指数（旧H株指数） 8946.36 +130.80 +1.48％
レッドチップ指数 　　　　　　 3801.32　 +7.52 +0.20％

　24日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。内外環境が改善。昨夜の米株市場では、新型コロナウイルスワクチンの接種加速が見込まれる中、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.5％高と3日続伸し、約2週ぶりに史上最高値を更新した。中国国内では、経済活動の正常化が再び進むと期待されている。中国国家衛生健康委員会は23日、新型コロナの国内新規感染者が22日、南京でクラスターが発生した7月以降で初めてゼロになったことを明らかにした（海外からの輸入症例は21人）。また、香港・中国では主要企業の決算報告が本格化。業績動向に着目した物色も広がっている。
　個別では、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術（ウーシー・バイオロジクス：2269/HK）が6.2％高。同社が公表した中間決算は150％増益となり、7月発表の自社予想（135％増益）を上回った。ほか、主要銘柄の値上がり率は、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が4.9％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が4.7％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が4.2％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が3.2％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。