/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2021/12/08 11:07

本土株:上海総合は0.1%高で続伸、上海B株は0.3%高 無料記事

 8日の本土マーケットは、日本時間の午前10時42分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.26ポイント(0.12%)高の3599.35ポイントと続伸している。
 中国経済対策の期待感が持続する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は6日、市中銀行の預金準備率を15日から0.5%引き下げると発表した。銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、引き下げられるとの見方が広がっている。
 ただ、上値は重い。流動性危機に直面する中国恒大集団(3333/HK)に関し、初のデフォルト(債務不履行)状態に陥った可能性があると伝わった。報道によれば、7日に期限を迎えた米ドル建て社債の利払いが確認できていないという。不動産株や金融株が軟調に推移している。
 主要銘柄の値上がり率は、用友網絡科技(600588/SH)が4.8%、三安光電(600703/SH)が3.4%、上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が3.2%、上海国際港務(600018/SH)が1.8%、中国石油天然気(601857/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.75ポイント(0.27%)高の284.15ポイント、深センB株指数が0.72ポイント(0.06%)安の1189.19ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース