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2021/09/02 16:38

中国大引:上海総合0.8%高で5日続伸、インフラ建設関連に買い 無料記事

 2日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比29.94ポイント(0.84%)高の3597.04ポイント(上海A株指数は0.84%高の3770.01ポイント)と5日続伸した。約2カ月ぶりの高値水準を回復している。
 経済対策に対する期待感が持続する流れ。官民が公表した8月の中国製造業PMIがそろって市場予想を大幅に下回る中、景気の落ち込みを回避するため、中国当局は財政・金融政策を強める――との思惑が広がっている。市場関係者の間からは、「中国人民銀行は9月にも預金準備率の追加引き下げや利下げに踏み切る」との声も聞かれた。また、財政部が1日公表したデータにより、8月の地方債発行が加速したことが判明している。インフラ投資が進むとの見方も強まった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ゼネコンや発電設備などインフラ建設関連の上げが目立つ。中国交通建設(601800/SH)や中国電力建設(中国電建:601669/SH)、東方電気(600875/SH)、特変電工(600089/SH)などがそろってストップ高した。
 非鉄やレアアース、鉄鋼の素材株もしっかり。中国アルミ(601600/SH)が5.3%高、中国北方稀土(600111/SH)が3.4%高、新余鋼鉄(600782/SH)が3.8%高、馬鞍山鋼鉄(600808/SH)が2.0%高で取引を終えた。不動産株、公益株、金融株、自動車株、エネルギー株、半導体株なども買われている。
 半面、医薬品株はさえない。ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が4.5%、薬明康徳(603259/SH)が3.2%、上海復星医薬集団(600196/SH)が2.3%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.6%ずつ下落した。食品飲料株、海運株、ITソフトウエア株も売られている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.68ポイント(0.63%)高の269.64ポイント、深センB株指数が11.88ポイント(0.99%)高の1217.28ポイントで終了した。



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