ハンセン指数 　 　 　　　　　24766.13　 +544.59 +2.25％
中国本土株指数（旧H株指数） 8879.88 +239.51 +2.77％
レッドチップ指数 　　　　　　 3996.60　 +133.91 +3.47％

　休場明け23日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。内外環境の改善で投資家心理が上向く流れ。昨夜の米株市場では、米金融政策の不透明感が後退する中、主要株価指数がそろって上昇した。内部的には、金融システム不安の後退がポジティブ。債務問題を抱える不動産大手の中国恒大集団（3333/HK）は22日、23日に期日を迎える人民元社債の利払いを実施すると発表した。年内期限の利払いは相当額あるものの、中国政府が市場安定化に向けた措置を講じるとの見方も一部で広がっている。また、中国人民銀行（中央銀行）が資金供給スタンスを強めていることもプラス材料だ。本土系不動産セクターに買いが先行している。
　主要銘柄の値上がり率は、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が12.7％、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が12.2％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が9.4％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が8.4％、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド：688/HK)が7.1％など。


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