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2022/01/18 11:01

本土株:上海総合は0.1%高で続伸、上海B株は0.02%高 無料記事

 18日の本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.36ポイント(0.07%)高の3544.02ポイントと続伸している。
 金融緩和の期待感が相場を支える流れ。市場関係者の間では、今週20日に公表される銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関し、再引き下げが濃厚と指摘されている。中国人民銀行(中央銀行)は昨日、中期貸出ファシリティ(MLF)の金利を1年9カ月ぶりに引き下げ、前回を上回る規模の資金供給を実施した。あわせて実施したリバースレポ取引に関しても、金利を引き下げている。ただ、上値は限定的。中国の新型コロナウイルス感染再拡大が不安材料だ。来月4日に開幕する北京冬季五輪を前に、当局は行動抑制など感染対策を強めている。
 主要銘柄の値上がり率は、万華化学集団(600309/SH)が2.9%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.9%、蒙古包鋼鋼聯(600010/SH)が1.6%、中国石油天然気(601857/SH)が1.5%、中国中鉄(601390/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.05ポイント(0.02%)高の287.21ポイント、深センB株指数が1.17ポイント(0.10%)安の1178.70ポイントで推移している。


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