2021/06/23 10:55
本土株:上海総合は0.1%高で続伸、深センB株も0.1%高
23日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.41ポイント(0.10%)高の3560.82ポイントと3日続伸している。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国10年債利回りの上昇一服が引き続き手がかりになったほか、海外動向の改善も好感された。米国では、早期の利上げ観測が後退している。ただ、上値は重い。米国の対中圧力が警戒されている。米国務省のプライス報道官は21日、中国共産党に批判的とされる香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)が「香港国家安全維持法」(国安法)違反の疑いを巡る捜査で同紙関連3社の資産が凍結されたことに関し、深い懸念を示したうえで、言論封殺をやめるよう求めた。
個別では、免税店運営大手の中国旅遊集団中免(旧社名・中国国旅:601888/SH)が3.0%高。同社は香港での新規株式公開(IPO)に向け、今週中にも香港証券取引所に申請を提出するもようだ。ほか、主要銘柄の値上がり率は、隆基緑能科技(601012/SH)が3.3%、上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が3.3%、海爾智家(600690/SH)が2.5%、長城汽車(601633/SH)が2.4%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が2.2%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)高の250.73ポイント、深センB株指数が1.17ポイント(0.10%)高の1175.03ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国10年債利回りの上昇一服が引き続き手がかりになったほか、海外動向の改善も好感された。米国では、早期の利上げ観測が後退している。ただ、上値は重い。米国の対中圧力が警戒されている。米国務省のプライス報道官は21日、中国共産党に批判的とされる香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)が「香港国家安全維持法」(国安法)違反の疑いを巡る捜査で同紙関連3社の資産が凍結されたことに関し、深い懸念を示したうえで、言論封殺をやめるよう求めた。
個別では、免税店運営大手の中国旅遊集団中免(旧社名・中国国旅:601888/SH)が3.0%高。同社は香港での新規株式公開(IPO)に向け、今週中にも香港証券取引所に申請を提出するもようだ。ほか、主要銘柄の値上がり率は、隆基緑能科技(601012/SH)が3.3%、上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が3.3%、海爾智家(600690/SH)が2.5%、長城汽車(601633/SH)が2.4%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が2.2%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.14ポイント(0.05%)高の250.73ポイント、深センB株指数が1.17ポイント(0.10%)高の1175.03ポイントで推移している。
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