10日の本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.64ポイント（0.15％）高の3698.77ポイントと続伸している。
　前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策に対する期待感が引き続き支えだ。「中国人民銀行（中央銀行）は、早ければ9月中にも預金準備率や政策金利を引き下げる」との見方があるほか、下半期にインフラ投資が加速するとの観測も流れている。また、非鉄市況高も関連銘柄にとっての追い風だ。
　主要銘柄の値上がり率は、安徽海螺セメント(600585/SH）が4.4％、国電南瑞（600406/SH）が4.2％、中国中鉄（601390/SH）が3.5％、中国アルミ（601600/SH）が3.5％、上海汽車集団（600104/SH）が2.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.18ポイント（0.06％）高の277.57ポイント、深センB株指数が1.10ポイント（0.09％）安の1244.68ポイントで推移している。


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