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2021/06/28 10:56

本土株:上海総合は0.1%高で続伸、深センB株は0.2%高 無料記事

 週明け28日の本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.17ポイント(0.12%)高の3611.73ポイントと6日続伸している。
 先週の好地合いを継ぐ流れ。中国人民銀行(中央銀行)が資金供給スタンスを強めていることや、政府の景気テコ入れ策に対する期待感が投資家心理を上向かせている。もっとも、上値は重い。新規材料に乏しい中、様子見ムードも強まっている。中国では今週、30日に6月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が発表される予定。最新のコンセンサス予想では、5月実績からやや低下する見込みだ。また、7月1日は北京市で、中国共産党創立100年の式典が行われる。
 主要銘柄の値上がり率は、中国旅遊集団中免(旧社名・中国国旅:601888/SH)が2.8%、中国長江電力(600900/SH)が2.1%、上海汽車集団(600104/SH)が1.9%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が1.9%、中国石油天然気(601857/SH)が1.7%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.58ポイント(0.23%)安の254.19ポイント、深センB株指数が2.25ポイント(0.19%)高の1194.22ポイントで推移している。
 なお、香港市場は、暴雨警報で最高レベルの「黒色暴雨警告(Black Rainstorm Warning Signal)」が発令されたことを受け、規定に基づき午前の取引を中止する。


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