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2021/07/13 13:25

香港前場:ハンセン1.9%高で3日続伸、上海総合は0.2%上昇 無料記事

 13日前場の香港マーケットは、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比512.24ポイント(1.86%)高の28027.48ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が214.22ポイント(2.15%)高の10159.95ポイントとそろって3日続伸した。半日の売買代金は883億5600万香港ドルとなっている(12日の前場は868億6700万香港ドル)。
 投資家心理が上向く流れ。中国の金融緩和スタンスが引き続き材料視されたほか、昨夜の米市場で主要株価指数が連日で史上最高値をそろって更新したことを好感した。中国指標の改善も追い風。取引時間中に公表された今年6月の貿易統計は、輸出と輸入の伸びがそろって上振れた。なかでも人民元建て輸出は20.2%拡大し、前月実績(18.1%増)などを上回っている。香港の各指数は中盤から上げ幅を広げている。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄が相場をけん引。ITやハイテクなどで構成されるハンセン科技指数は2.7%高と3日続伸した。主要な構成銘柄では、快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)が10.0%高、美団(メイトゥアン:3690/HK)が5.5%高、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が5.1%高、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が4.6%高、百度集団(バイドゥ:9888/HK)が4.3%高と値を上げている。テンセントに関しては、中国検索エンジン大手の捜狗(SOGO/NYSE)買収計画について、当局が無条件で承認したことが支援材料。当局はこのところ、ネット企業に対する締め付けを強めていただけに、今回の動きが投資家の買い安心感を誘っている。テンセントは捜狗を全額出資子会社とし、非公開化する予定だ。
 酒造や飲料、家電など消費セクターもしっかり。青島ビール(168/HK)が3.6%高、華潤ビールHD(291/HK)が3.2%高、農夫山泉(ノンフー・スプリング:9633/HK)が3.1%高、創維集団(スカイワース・グループ:751/HK)が3.6%高、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム:6690/HK)が2.3%高で引けた。
 太陽光や風力など再生可能エネルギー発電の関連銘柄群も物色される。新特能源(シンター・エナジー:1799/HK)が12.1%高、陽光能源HD(757/HK)が11.8%高、信義儲電(8328/HK)が3.8%高、信義光能HD(968/HK)が3.1%高、信義能源HD(3868/HK)が2.9%高、中国高速伝動設備集団(658/HK)が5.0%高、新疆金風科技(2208/HK)が2.6%高で前場取引を終えた。
 半面、デベロッパーや不動産管理サービスの銘柄群はさえない。中国恒大集団(3333/HK)が1.2%安、合景泰富地産HD(1813/HK)が1.0%安、世茂服務HD(873/HK)が3.3%安、融創服務HD(1516/HK)が2.0%安、保利物業発展(6049/HK)が1.3%安と値を下げた。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.24%高の3556.28ポイントで前場の取引を終了した。食品飲料株が高い。不動産株、公益株、運輸株、インフラ関連株、金融株なども買われた。半面、半導体株は安い。医薬品株、素材株も売られた。



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