23日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比34.17ポイント（0.94％）高の3662.67ポイントと3日続伸している。
　前日までの好地合いを継ぐ流れ。不動産大手、中国恒大集団（3333/HK）のデフォルト不安がひとまず薄らぎ、中国金融システムに対する悪影響も回避できるとの期待が投資家心理の支えだ。また、中国人民銀行（中央銀行）が資金供給スタンスを強めていることも好感されている。
　主要銘柄の値上がり率は、国投電力（600886/SH）が8.4％、中国建築(601668/SH)が1.8％、中遠海運HD（601919/SH）が1.7％、長城汽車（601633/SH）が1.2％、興業銀行(601166/SH)が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.58ポイント（0.94％）高の278.33ポイント、深センB株指数が6.85ポイント（0.58％）高の1184.63ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。