ハンセン指数 　 　 　　　　　26075.85　 +288.64 +1.12％
中国本土株指数（旧H株指数） 9241.25 +105.18 +1.15％
レッドチップ指数 　　　　　　 3867.51　 -14.37 -0.37％

　20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標のハンセン指数が4日続伸している。内外環境の安定で買われる流れ。昨夜の米市場では、好業績銘柄の物色で主要指標のNYダウが反発し、史上最高値に接近した。中国では第3四半期の中国GDP成長率などが下振れする中、経済成長の鈍化が懸念されているものの、市場では織り込みつつある。当局の経済対策に対する期待感も強まる状況だ。なお、中国人民銀行（中央銀行）が朝方公表した事実上の貸出基準金利「ローンプライムレート（LPR）」に関しては、予想通り18カ月連続で据え置かれた。
　個別では、阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）が6.0％高。同社は19日、自社開発の最先端半導体を発表した。また、外電は、「創業者の馬雲（ジャック・マー）氏は欧州で環境や農業の先端技術を視察中」と報道。当局の締め付けが和らいだとの見方も出ている。
　ほか主要銘柄の値上がり率は、美団(メイトゥアン：3690/HK)が3.5％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が2.9％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が2.5％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が1.8％など。


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