10日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比12.96ポイント（0.35％）安の3660.08ポイントと4日ぶりに反落している。
　中国指標の下振れが嫌気される流れ。前日引け後に発表された11月の金融統計では、人民元建て新規融資とマネーサプライ（通貨供給量）M2がそれぞれ予想を下回った。また、上海総合指数はこのところ急ピッチに上昇し、足もとでは約3カ月ぶりの高値水準を回復していただけに、売り圧力も意識されている。
　主要銘柄の値下がり率は、蒙古包鋼鋼聯（600010/SH）が2.3％、三安光電（600703/SH）が1.7％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が1.6％、中信証券（600030/SH）が1.3％、中国郵政儲蓄銀行（601658/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.98ポイント（0.34％）安の285.62ポイント、深センB株指数が2.83ポイント（0.23％）安の1200.01ポイントで推移している。


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