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2021/08/12 10:57

本土株:上海総合は0.1%安で反落、深センB株は0.2%安 無料記事

 12日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.29ポイント(0.12%)安の3528.33ポイントと4日ぶりに反落している。
 中国の締め付け懸念が再燃。国務院(内閣に相当)は11日遅く、今後5年間に国家安全保障やイノベーション、独占禁止などの分野で法整備を積極的に取り組むとの声明を発表した。各分野に対する当局の監督強化スタンスが嫌気されている。もっとも、大きく売り込む動きは見られない。中国の景気テコ入れ策が期待されている。昨日公表された7月の金融統計が予想を下回る弱い内容となる中、市場関係者の間では、中国当局が景気の下支えに向けて早期に預金準備率を引き下げる可能性があるとの見方も浮上した。
 主要銘柄の値下がり率は、中国中煤能源(601898/SH)が3.1%、中国北方稀土(600111/SH)が2.8%、上海復星医薬集団(600196/SH)が1.7%、安徽海螺セメント(600585/SH)が1.2%、国電南瑞(600406/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.31ポイント(0.12%)安の263.82ポイント、深センB株指数が2.21ポイント(0.18%)安の1208.61ポイントで推移している。


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