ハンセン指数 　 　 　　　　　23598.33 -37.62 -0.16％
中国本土株指数（旧H株指数） 8393.94 -24.67 　-0.29％
レッドチップ指数 　　　　　　 3853.34 -7.38 -0.19％

　15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら4日続落している。新型コロナウイルス感染拡大の警戒感が相場の重しとなる流れ。クラスターが発生した中国浙江省では、政府措置により、少なくとも上場企業20社が業務停止を強いられている。経済活動の縮小が懸念された。また、米国でインフレ高進が鮮明化する中、利上げ前倒し観測が強まっていることもマイナス材料だ。様子見ムードも漂う。中国で11月の各種経済統計が取引時間中に公表されるため、結果を見極めたいとするスタンスも買い手控え要因だ。
　主要銘柄の値下がり率は、新奥能源HD(ENNエナジー：2688/HK)が2.8％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が2.3％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が1.7％、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド：688/HK)が1.6％、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が1.6％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。