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2021/10/22 10:50

反発、ハンセンは96ポイント高 無料記事

ハンセン指数          26113.20  +95.67 +0.37%
中国本土株指数(旧H株指数) 9349.43 +75.86 +0.82%
レッドチップ指数        3924.75  +34.50 +0.89%

 22日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスがプラス。人民銀は22日、リバースレポ取引を通じ、満期到来分との差引で900億人民元の資金を市場に供給した。連日で厚めの資金供給を実施している。不動産業界を巡る過度な不安も後退。債務問題を抱える中国恒大集団(チャイナ・エバーグランデ・グループ:3333/HK)は、9月23日が期限だった利払いを実施すると伝わった(同社株は3.9%高と反発して推移)。また、中国の劉鶴・副首相と人民銀行の潘功勝・副総裁はそれぞれ、不動産業界のリスクは制御可能と述べている。また、民間調査会社のデータにより、10月に入ってから20都市で住宅ローン金利が低下したことも明らかとなった。
 主要銘柄の値上がり率は、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド:1109/HK)が6.9%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が6.3%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が5.0%、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が4.2%、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド:688/HK)が3.6%1.4%など。


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