ハンセン指数 　 　 　　　　　25982.96　 +21.93 +0.08％
中国本土株指数（旧H株指数） 9232.48 -0.74 -0.01％
レッドチップ指数 　　　　　　 3595.86　 +10.28 +0.29％

　週明け2日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。中国の経済対策が期待される流れ。先週末（7月31日）公表された7月の中国製造業PMI（国家統計局などが集計）は50.4となり、市場予想（50.8）以上に6月実績（50.9）から低下し、昨年2月以来の水準に低迷した。当局が景気テコ入れ策を強めるとの見方が広がっている。また、7月30日に開かれた共産党中央政治局会議では、インフラ投資を加速させ、財政政策の効果を高める方針も確認された。ただ、上値は重い。中国国内で、新型コロナウイルス感染が再び増加しつつあることが不安材料だ。
　主要銘柄の値上がり率は、比亜迪(BYD：1211/HK)が5.8％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が3.7％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が2.8％、香港交易所(香港証券取引所：388/HK)が2.2％、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス：2018/HK)が1.3％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。