24日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比11.57ポイント（0.33％）高の3488.71ポイントと続伸している。
　内外環境の改善で投資家心理が上向く流れ。中国国家衛生健康委員会は23日、新型コロナの国内新規感染者が22日、南京でクラスターが発生した7月以降で初めてゼロになったことを明らかにした（海外からの輸入症例は21人）。経済活動の正常化が再び進むと期待されている。また、昨夜の米市場で、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が史上最高値を更新したことや、WTI原油先物が急反発したことも好感された。
　主要銘柄の値上がり率は、聞泰科技（ウイングテック・テクノロジー：600745/SH）が3.9％、薬明康徳（603259/SH）が3.4％、中遠海運HD（601919/SH）が2.0％、中国石油天然気（601857/SH）が1.6％、招商銀行（600036/SH）が1.5％、中国石油化工（600028/SH）が1.0％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.03ポイント（0.01％）安の264.54ポイント、深センB株指数が4.39ポイント（0.36％）高の1207.88ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。