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2021/08/23 16:43

中国大引:上海総合1.4%高で反発、機械株が上げ主導 無料記事

 週明け23日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比49.80ポイント(1.45%)高の3477.13ポイント(上海A株指数は1.45%高の3644.25ポイント)と3日ぶりに反発した。
 自律反発狙いの買いが先行。先週末の上海総合指数は1.1%安と続落し、約3週ぶりの安値を付けていた。前週末の米株高も好感されている。もっとも、上値は重い。新型コロナウイルス(デルタ型)の世界的な感染拡大や、中国の締め付けスタンスが依然として不安視されている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、機械関連株の上げが目立つ。機械部品メーカーの克労斯瑪菲(600579/SH)がストップ高、装備製造の遼寧福鞍集団(603315/SH)が8.9%高、水圧ポンプメーカーの中航重機(600765/SH)が7.9%高で取引を終えた。
 プラスチック製品株の一角もしっかり。工業用プラスチックの商イン環球(600146/SH)が1.70%高、各種パイプメーカーの国機通用機械科技(600444/SH)が1.6%高、メラミン(ML)材料メーカーの広東榕泰実業(600589/SH)が1.0%ずつ上昇した。紡織株、電機株、飛行機株、建材株、電子部品株の一角なども買われている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.83ポイント(1.08%)高の264.57ポイント、深センB株指数が7.07ポイント(0.59%)高の1203.49ポイントで終了した。


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