週明け28日の本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比2.11ポイント（0.06％）高の3453.52ポイントと小幅ながら続伸している。
　中国経済対策の期待感が持続する流れ。中国では週末の3月5日、全国人民代表大会（全人代、国会に相当）が開幕する。景気テコ入れに向け、各種方針が打ち出される見通しだ。ただ、上値は限定的。欧米がロシアに対する金融制裁を一段と強める中、世界経済の混乱が懸念されている。
　主要銘柄の値上がり率は、華能国際電力（600011/SH）が3.9％、洛陽モリブデン（603993/SH）が3.3％、中国神華能源（601088/SH）が1.8％、隆基緑能科技（601012/SH）が1.6％、万華化学集団（600309/SH）が1.6％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.44ポイント（0.16％）高の284.14ポイント、深センB株指数が2.60ポイント（0.23％）安の1139.58ポイントで推移している。


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