ハンセン指数 　 　 　　　　　26370.54　 -56.01 -0.41％
中国本土株指数（旧H株指数） 9376.20 -43.05 -0.46％
レッドチップ指数 　　　　　　 3683.86　 -22.18 -0.60％

　5日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。新型コロナウイルス変異種（デルタ株）感染拡大が不安視される流れ。中国で直近2週間の市中感染者数は、7月中旬まで半年間の合計を上回った。野村は最新リポートで、中国で昨年春以来の厳しい防疫対策が実施される可能性を指摘。サービス業を中心に一定の影響が出るとみている。また、香港政府は4日、香港身分証保有者に一定条件下で14日間の強制検疫を免除する「回港易（Return2HK）」スキームについて、広東省以外の中国本土を対象地域から一時除外すると発表した。
　主要銘柄の値下がり率は、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が3.0％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が2.7％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が2.2％、中国石油化工(サイノペック：386/HK)が1.9％、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ：1093/HK)が1.9％など。


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