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2021/12/20 10:42

続落、ハンセンは175ポイント安 無料記事

ハンセン指数          23017.56 -175.07 -0.75%
中国本土株指数(旧H株指数) 8160.84 -57.16  -0.70%
レッドチップ指数        3855.32 -26.91 -0.69%

 週明け20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。新型コロナウイルス感染拡大が投資家のリスク回避スタンスを強める流れ。中国国家衛生健康委員会の報告によれば、週末(16〜18日)の新規感染者数は284人に拡大した。北京冬季五輪の開催を来年2月に控える中、当局は北京市など一部都市で厳しい移動制限を発令している。英国や米国、欧州でも感染が急拡大。行動規制の広がりで、経済活動が停滞すると懸念された。
 一方、中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、5年物は引き続き据え置かれたが、1年物は20カ月ぶりに引き下げられた(3.85→3.80%)。
 主要銘柄の値下がり率は、網易(ネットイース:9999/HK)が5.4%、百威亜太HD(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC:1876/HK)が2.3%、信義玻璃HD(信義ガラス:868/HK)が2.3%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が2.0%、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が1.9%など。


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