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2021/06/11 10:39

上昇、ハンセンは147ポイント高 無料記事

ハンセン指数          28885.96  +147.08 +0.51%
中国本土株指数(旧H株指数) 10767.33 +51.05 +0.48%
レッドチップ指数        4146.79  -5.57 -0.13%

 11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が8日ぶりに反発している。内外環境が改善。米連邦準備制度理事会(FRB)がテーパリング(量的緩和の縮小)を早めるとの警戒感が後退した。今年5月の米消費者物価指数(CPI)は上振れたものの、市場では「インフレ高進は一過性」との見方が広がっている。昨夜の米市場では、機関投資家がベンチマークとして重要視するS&P500指数は0.2%高と反発し、約1カ月ぶりに史上最高値を更新した。一方、中国では今年5月の金融統計が上振れている。中国人民銀行(中央銀行)が発表した統計では、国内金融機関の新規融資が予想以上に前月実績から拡大し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸び率も予想を上回った。
 主要銘柄の値上がり率は、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が3.6%、美団(メイトゥアン:3690/HK)が2.8%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が1.5%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が1.5%、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ:101/HK)が1.2%など。


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