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2021/10/21 10:42

反落、ハンセンは61ポイント安 無料記事

ハンセン指数          26075.03  -60.99 -0.23%
中国本土株指数(旧H株指数) 9267.82 -8.87 -0.10%
レッドチップ指数        3890.04  +13.06 +0.34%

 21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日ぶりに反落している。資源高を受けたインフレ高進懸念が重し。昨夜のWTI原油先物は5日続伸し、一時、7年ぶりの高値を付けている。昨夜の米市場では、米10年債利回りの高止まりを嫌気し、ハイテク株など高PER(株価収益率)のグロース(成長)株が下落。ハイテク株比率の大きいナスダック指数は6日ぶりに反落した。
 主要銘柄の値下がり率は、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.2%、万洲国際(WHグループ:288/HK)が1.7%、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が1.6%、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が1.5%、李寧(リーニン:2331/HK)が1.4%など。
 一方、傘下企業の売却計画撤回で取引再開した中国恒大集団(3333/HK)は8.1%安。同社が中国恒大集団が資金繰り改善の一環として進めていた傘下の不動産管理会社、恒大物業集団(6666/HK)の株式50%を同業の合生創展集団(754/HK)売却する計画はとん挫した。同じく取引再開した恒大物業集団は6.6%安、合生創展集団は0.3%高で推移している。


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