15日の本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.93ポイント（0.09％）安の3425.96ポイントと小幅ながら3日続落している。
　投資家の慎重スタンスが続く。中国の新型コロナウイルス感染再拡大による行動規制の強化や、ウクライナを巡る地政学リスクが引き続き重しとなった。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が根強いほか、直近の急ピッチな下落を受けて値ごろ感も意識されている。
　主要銘柄の値下がり率は、中国旅遊集団中免（601888/SH）が3.3％、中国神華能源（601088/SH）が2.7％、中国石油天然気（601857/SH）が2.2％、万華化学集団（600309/SH）が1.4％、中国平安保険（601318/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.06ポイント（0.02％）安の283.20ポイント、深センB株指数が0.82ポイント（0.07％）高の1151.33ポイントで推移している。


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