ハンセン指数 　 　 　　　　　25982.37　 +508.49 +2.00％
中国本土株指数（旧H株指数） 9300.95 +229.85 +2.53％
レッドチップ指数 　　　　　　 3663.57　 +56.08 +1.55％

　29日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。米金融緩和の継続が好感される流れ。米連邦準備制度理事会（FRB）が28日まで開いていた米連邦公開市場委員会（FOMC）では、予想通り現行の金融政策を維持することが決定された。会合後の記者会見でパウエルFRB議長は、テーパリング（量的緩和の縮小）の開始に向けた議論を進める可能性に言及したものの、利上げを検討することは時期尚早だと強調している。本土株市場の安定化期待も強まる状況。外電が28日、消息筋情報として伝えたところによると、中国証券監督管理委員会は同日夜、大手投資銀行との緊急電話会議を実施した。
　主要銘柄の値上がり率は、美団(メイトゥアン：3690/HK)が9.9％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が8.7％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が6.3％、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が6.1％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が5.9％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。