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2021/07/26 10:41

続落、ハンセンは599ポイント安 無料記事

ハンセン指数          26722.95  -599.03 -2.19%
中国本土株指数(旧H株指数) 9582.33 -256.72 -2.61%
レッドチップ指数        3748.32  -45.96 -1.21%

 週明け26日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。各分野に対する中国当局の締め付けがネガティブ材料となっている。中国共産党と国務院(政府)は24日、校外補習業界を対象とした規制強化策を公表。SNS上で23日に内部文書として流出した内容とほぼ一致し、新規開業の認可をおこなわず、既存の「学科類」校外補習機関(学習塾など)については、一律で「非営利機関」として登記させる。また、国家市場監督管理総局は同日、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)に対し、音楽配信サービスで楽曲の独占的利用を是正するよう命じた。テンセント株は4.3%安、教育関連の銘柄群は急落している。
 ほか、主要銘柄の値下がり率は、海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が17.5%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が6.8%、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が5.6%、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が5.6%など。火鍋チェーン最大手の海底撈国際に関しては、中間決算で黒字転換を見込みながらも、自社予想を下回ったことが嫌気されている。


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