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2021/12/20 11:00

本土株:上海総合は0.1%高で反発、上海B株は0.1%安 無料記事

 週明け20日の本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比4.45ポイント(0.12%)高の3636.81ポイントと反発している。
 中国政府の景気重視スタンスが支えとなる流れ。中国人民銀行(中央銀行)が朝方公表した銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、5年物は引き続き据え置かれたが、1年物は20カ月ぶりに引き下げられた(3.85→3.80%)。また、これより先、財政部は2022年分の専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)を前倒しで付与している。新型コロナウイルス感染拡大による行動規制強化などが懸念され売り先行したものの、下値は堅く、指数はほどなくプラスに転じた。
 主要銘柄の値上がり率は、中国アルミ(601600/SH)が2.6%、中遠海運HD(601919/SH)が2.3%、保利地産(600048/SH)が2.2%、上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が1.7%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.4%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.31ポイント(0.11%)安の280.69ポイント、深センB株指数が7.97ポイント(0.67%)安の1173.64ポイントで推移している。


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