16日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比12.79ポイント（0.37％）高の3458.88ポイントと続伸している。
　中国経済対策の期待感が持続する流れ。国内景気の腰折れを回避するため、当局は金融面と財政面で支えるスタンスを継続している。中国のインフレ懸念もやや薄らぐ。朝方公表された1月の中国物価統計では、消費者物価指数（CPI）と生産者物価指数（PPI）の上昇率がそれぞれ予想以上に前月から鈍化した。
　主要銘柄の値上がり率は、薬明康徳（603259/SH）が4.3％、中国中鉄（601390/SH）が1.7％、上海韋爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が1.5％、長城汽車（601633/SH）が1.4％、宝山鋼鉄（600019/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.96ポイント（0.34％）高の283.98ポイント、深センB株指数が2.00ポイント（0.17％）高の1151.80ポイントで推移している。


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