29日の本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比35.88ポイント（1.00％）安の3566.34ポイントと反落している。
　外部環境の不透明感を嫌気した売りが先行。米国では連邦政府の債務上限を巡る協議が難航し、政府機関の一部閉鎖も余儀なくされると不安視されている。また、中国の電力不足も売り材料として改めて意識された。主要企業の間から、操業停止や減産などが相次いで報告されている。
　主要銘柄の値下がり率は、三安光電(600703/SH)が2.6％、中遠海運HD（601919/SH）が2.3％、恒力石化 (600346/SH）が2.2％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.2％、長城汽車(601633/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.17ポイント（0.43％）安の273.61ポイント、深センB株指数が3.03ポイント（0.26％）安の1178.44ポイントで推移している。


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