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2021/06/01 13:29

香港前場:ハンセン0.4%高で3日続伸、上海総合は0.1%下落 無料記事

 1日前場の香港マーケットは、主要55銘柄で構成されるハンセン指数が前日比123.97ポイント(0.43%)高の29275.77ポイントと3日続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も44.11ポイント(0.41%)高の10933.23ポイントと続伸した。半日の売買代金は816億5200万香港ドルとなっている(5月31日前場は741億4300万香港ドル)。
 中国本土と香港域内の景気先行きが楽観される流れ。5月31日の共産党中央政治局会議では、夫婦1組につき「2人まで」としていた規制を緩和し、「3人まで」子供をもうけることを認める方針が承認された。また、段階的に定年年齢を引き上げていく方針も確認している。少子高齢化による成長鈍化が危惧される中、経済成長の押し上げ効果が期待された。また、香港では経済活動正常化が早まるとの見方が広がっている。香港政府は新型コロナウイルスのワクチン接種率を高めるため、各種の施策を打ち出した。ただ、全体として上値は重い。中国金融当局の元高抑制スタンスなどを嫌気し、ハンセン指数は一進一退した。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄が相場をけん引。ITやハイテクなどで構成されるハンセン科技指数は2.2%高と続伸した。主要な構成銘柄では、快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)が8.1%高、美団(メイトゥアン:3690/HK)が6.3%高、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.9%高、百度集団(バイドゥ:9888/HK)が1.8%高、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が1.3%高と値を上げている。
 半導体セクターも高い。華虹半導体(1347/HK)が5.9%、晶門半導体(ソロモン・システック:2878/HK)が3.8%、上海復旦微電子集団(1385/HK)が3.1%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が1.8%、ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が1.1%ずつ上昇した。
 自動車セクターもしっかり。中国恒大新能源汽車集団(708/HK)が8.1%高、比亜迪(BYD:1211/HK)が4.3%高、長城汽車(2333/HK)が2.8%高、吉利汽車HD(175/HK)が2.1%高、北京汽車(1958/HK)が1.4%高で前場取引を終えた。
 半面、中国の金融セクターはさえない。中国建設銀行(939/HK)が1.4%安、中国工商銀行(1398/HK)が1.2%安、中国人寿保険(2628/HK)が1.6%安、中国平安保険(2318/HK)が1.5%安、広発証券(1776/HK)が3.2%安、海通証券(6837/HK)が2.0%安で引けた。
 非鉄・鉄鋼セクターも安い。中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が4.4%、新疆新キン鉱業(3833/HK)が3.4%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が1.3%、江西銅業(358/HK)が1.2%、重慶鋼鉄(1053/HK)が6.4%、鞍鋼(347/HK)が5.4%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が3.5%、中国東方集団HD(581/HK)が1.6%ずつ下落した。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.11ポイント安の3611.33ポイントで前場取引を終了した。金融株が下げを主導する。不動産株、素材株、公益株、エネルギー株、運輸株なども下げた。半面、医薬品株は高い。ハイテク株、消費関連株も買われた。



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