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2022/02/11 10:42

反落、ハンセンは95ポイント安 無料記事

ハンセン指数          24829.80 -94.55 -0.38%
中国本土株指数(旧H株指数) 8764.81 -25.11  -0.29%
レッドチップ指数        4373.59 +17.27 +0.40%

 11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。米金融引き締めの加速が懸念される流れ。インフレ高進を背景に、米金融当局は引き締めを急ぐとの見方が一段と高まっている。1月の米消費者物価指数(CPI)は7.5%上昇と予想以上に加速し、伸び率はおよそ40年ぶりの大きさとなった。米10年債利回りは節目の2%を突破している。金利上昇圧力が香港・本土でも高まると不安視された。
 もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済の成長鈍化が危ぐされる中、当局は景気テコ入れに向けて金融・財政政策を強めるとの見方が広がっている。
 主要銘柄の値下がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が4.0%、網易(ネットイース:9999/HK)が3.1%、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス:175/HK)が2.3%、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が2.1%、恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ:101/HK)が1.4%など。


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