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2022/01/11 13:35

香港前場:ハンセン0.4%高で4日続伸、上海総合は0.1%下落 無料記事

 11日前場の香港マーケットは、主要64銘柄で構成されるハンセン指数が前日比87.03ポイント(0.37%)高の23833.57ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が43.15ポイント(0.52%)高の8408.52ポイントとそろって4日続伸した。売買代金は708億380万香港ドルにやや縮小している(10日前場は797億1250万香港ドル)。
 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国国務院は10日、専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)の発行を加速し、投資拡大を支援する方針を改めて示した。また、債務問題を抱える不動産企業の資産売却について、地方政府が後押ししている点も引き続き材料視されている。ただ、上値は限定的。新型コロナウイルス感染拡大の影響が不安視されたほか、あす公表される昨年12月の中国物価統計が気がかり材料として意識された。指数は安く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)が6.2%高、全国展開型デベロッパーの中国海外発展(688/HK)が3.6%高、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が3.4%高と上げが目立った。
 セクター別では、非鉄や鉄鋼、セメントなど素材が高い。中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が7.5%、江西銅業(358/HK)が5.6%、馬鞍山鋼鉄(323/HK)が3.5%、重慶鋼鉄(1053/HK)が2.9%、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が2.5%、中国建材(3323/HK)が2.3%ずつ上昇した。
 中国金融セクターもしっかり。中国建設銀行(939/HK)が1.6%高、交通銀行(3328/HK)が1.4%高、中国人民保険集団(人保集団:1339/HK)が1.6%高、中国太平洋保険集団(2601/HK)が1.3%高、海通証券(6837/HK)が1.7%高、中信証券(6030/HK)が1.5%高で前場取引を終えた。
 半面、中国自動車セクターはさえない。小鵬汽車(9868/HK)が3.2%安、長城汽車(2333/HK)が3.0%安、吉利汽車HD(175/HK)が2.8%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が1.3%安で引けた。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.08%安の3590.82ポイントで前場の取引を終了した。ハイテク株が安い。消費関連株、エネルギー株、防衛関連株なども売られた。半面、不動産株は高い。金融株、公益株、医薬品株、運輸株、素材株も買われた。



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