13日の本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.38ポイント（0.21％）安の3517.36ポイントと続落している。
　投資家のリスク回避スタンスが続く流れ。新型コロナウイルス感染が拡大していることや、政府による一部業界の締め付け懸念が強まったことが引き続き売り材料視されている。コロナ感染状況を巡っては、世界最大級の港湾、寧波舟山港でも新規感染者を確認。当局は港の一部を閉鎖した。サプライチェーンが打撃を受ける恐れもあり、国内経済に対する悪影響も警戒された。
　主要銘柄の値下がり率は、上海復星医薬集団（600196/SH）が2.2％、長城汽車(601633/SH）が2.0％、三安光電(600703/SH)が1.9％、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.9％、隆基緑能科技（601012/SH）が1.8％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.36ポイント（0.13％）高の264.73ポイント、深センB株指数が1.43ポイント（0.12％）安の1215.60ポイントで推移している。


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