ハンセン指数 　 　 　　　　　24727.28 +397.79 +1.63％
中国本土株指数（旧H株指数） 8666.99 +153.69　 +1.81％
レッドチップ指数 　　　　　　 4276.45 +32.64 +0.77％

　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。米株高が好感される流れ。昨夜の米市場では、主要企業に好決算が相次ぎ、主要株価指数がそろって上昇した。中国経済対策の期待感もプラス。中国人民銀行（中央銀行）は8日、保障性賃貸住宅（中低所得者向け住宅）向け融資に関し、「制限対象に含まない」とする声明を発表している。人民銀は昨年1月、不動産デベロッパー向け融資を一定水準まで減らすよう市中銀行に指示していたが、緩和に舵を切った格好だ。当局はこのところ、インフラプロジェクトの加速など景気テコ入れスタンスを鮮明化している。
　個別では、取引再開したバイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術（ウーシー・バイオロジクス：2269/HK）が7.1％高。前日は、米商務省が輸出管理の対象となる「未検証者リスト（UVL）」に子会社がリスト入りしたことを不安視し、同社株は22.8％安と急落した後に売買を一時停止していた。ほか、主要銘柄の値上がり率は、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が5.8％、網易(ネットイース：9999/HK)が3.9％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が3.5％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が3.5％など。


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