2022/02/09 10:57
本土株:上海総合は0.1%高で続伸、上海B株も0.1%高
9日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.23ポイント(0.12%)高の3456.86ポイントと3日続伸している。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は8日、保障性賃貸住宅(中低所得者向け住宅)向け融資に関し、「制限対象に含まない」とする声明を発表している。人民銀は昨年1月、不動産デベロッパー向け融資を一定水準まで減らすよう市中銀行に指示していたが、緩和に舵を切った格好だ。当局はこのところ、インフラプロジェクトの加速など景気テコ入れスタンスを鮮明化している。ただ、上値は限定的。米中関係の悪化や、新型コロナウイルス感染再拡大による行動規制の強化などが不安視されている。
主要銘柄の値上がり率は、中国アルミ(601600/SH)が4.2%、安徽海螺セメント(600585/SH)が72.1%、保利地産(600048/SH)が1.8%、内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が1.4%、招商銀行(600036/SH)が1.1%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.39ポイント(0.14%)高の283.17ポイント、深センB株指数が0.95ポイント(0.08%)安の1154.87ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済対策の期待感が持続する流れ。中国人民銀行(中央銀行)は8日、保障性賃貸住宅(中低所得者向け住宅)向け融資に関し、「制限対象に含まない」とする声明を発表している。人民銀は昨年1月、不動産デベロッパー向け融資を一定水準まで減らすよう市中銀行に指示していたが、緩和に舵を切った格好だ。当局はこのところ、インフラプロジェクトの加速など景気テコ入れスタンスを鮮明化している。ただ、上値は限定的。米中関係の悪化や、新型コロナウイルス感染再拡大による行動規制の強化などが不安視されている。
主要銘柄の値上がり率は、中国アルミ(601600/SH)が4.2%、安徽海螺セメント(600585/SH)が72.1%、保利地産(600048/SH)が1.8%、内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が1.4%、招商銀行(600036/SH)が1.1%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.39ポイント(0.14%)高の283.17ポイント、深センB株指数が0.95ポイント(0.08%)安の1154.87ポイントで推移している。
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