26日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比14.91ポイント（0.42％）安の3569.27ポイントと続落している。
　中国国内に新規材料が乏しい中、外部環境の不透明感が売り材料視される流れ。欧州では新型コロナウイルス感染再拡大に歯止めがかからず、複数の国が行動規制を強化している。また、南アフリカ当局は25日、新たなコロナ変異種を確認したと発表。感染力が高いとみられ、専門家の間からは世界に広がる可能性も指摘されている。世界経済回復の足かせになると不安視された。
　主要銘柄の値下がり率は、華能国際電力（600011/SH）が3.9％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が2.1％、国電南瑞科技（600406/SH）が2.0％、中国神華能源（601088/SH）が1.7％、上海韋爾半導体（WILLSEMI：603501/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.07ポイント（0.02％）安の282.20ポイント、深センB株指数が0.07ポイント（0.01％）安の1178.90ポイントで推移している。


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