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2021/06/07 13:26

香港前場:ハンセン0.8%安で4日続落、上海総合は0.2%下落 無料記事

 週明け7日前場の香港マーケットは、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比222.92ポイント(0.77%)安の28695.18ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が76.88ポイント(0.71%)安の10728.76ポイントとそろって4日続落した。半日の売買代金は869億2600万香港ドルとなっている(4日前場は775億2300万香港ドル)。
 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米中対立の警戒感がくすぶっていることや、中国本土の一部地域で新型コロナウイルス感染が再拡大していることが重しとなっている。香港・マカオに隣接する中国・広東省では、コロナウイルス変異株の感染が増えつつあり、行動制限が強化された。マカオ政府は5日夜、広東省の広州市や仏山市の一部地域について、不要不急の渡航を一時見合わせるよう勧告している。先週末の米株高を好感した買いが先行したものの、ハンセン指数などは程なくマイナスに転じた。他方、取引時間中に公表された今年5月の貿易統計は、輸出と輸入の伸びがそろって予想を下回っている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、スマートフォン中国大手の小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が4.9%安、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が4.7%安、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が4.6%安と下げが目立った。
 セクター別では、カジノや映画館などレジャー関連が安い。澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)と金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)がそろって2.6%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が2.0%、猫眼娯楽(マオイェン・エンターテインメント:1896/HK)が3.5%、歓喜伝媒集団(フアンシー・メディア・グループ:1003/HK)が2.1%、アイマックス・チャイナHD(1970/HK)が1.7%ずつ下落した。
 中国不動産セクターもさえない。中国恒大集団(3333/HK)が3.3%安、合景泰富集団HD(1813/HK)が1.8%安、龍湖集団HD(960/HK)が1.4%安、広州富力地産(2777/HK)が1.1%安、融創中国HD(1918/HK)が1.0%安で引けた。
 半面、半導体や通信設備・工事などハイテク関連は物色される。ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が4.4%高、晶門半導体(ソロモン・システック:2878/HK)が3.4%高、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が1.5%高、華虹半導体(1347/HK)が1.0%高、中興通訊(ZTE:763/HK)が2.1%高、京信通信系統HD(2342/HK)が1.9%高、中国通信服務(552/HK)が1.5%高で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.21%安の3584.18ポイントで前場取引を終了した。不動産株が安い。消費関連株、銀行・保険株、医薬品株、素材株なども売られた。半面、ハイテク株は高い。エネルギー株、海運株、証券株も買われた。



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