ハンセン指数 　 　 　　　　　29322.89　 +34.67 +0.12％
中国本土株指数（旧H株指数） 10876.06 -2.39 -0.02％
レッドチップ指数 　　　　　　 4095.57　 +9.37 +0.23％

　週明け28日の香港マーケットは、日本時間の午後2時33分現在、主要指標のハンセン指数が4日続伸している。先週の好地合いを継ぐ流れ。中国政府の景気テコ入れ策に対する期待感が根強いほか、中国人民銀行（中央銀行）が資金供給スタンスを強めたことがプラス材料だ。人民銀は朝方、リバースレポ取引を通じ、3営業日連続で300億人民元の資金を市場に供給している。それ以前のオペでは、毎日の供給が100億人民元にとどまっていた。ただ、上値は重い。指標発表を前に、様子見ムードが漂っている。香港では本日夕方、今年5月の貿易統計が発表される予定。中国本土では、30日に6月の製造業PMI（国家統計局などが集計）が公表される。なお、本日午前の取引は、暴雨警報で最高レベルの「黒色暴雨警告（Black Rainstorm Warning Signal）」が発令されたことを受け、規定に基づき中止していた。
　主要銘柄の値上がりは、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ：2020/HK)が4.8％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が3.0％、比亜迪(BYD：1211/HK)が2.5％、申洲国際集団HD(2313/HK)が2.1％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が1.9％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。