30日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.91ポイント（0.31％）高の3547.21ポイントと反発している。
　自律反発狙いの買いが先行。昨日のマーケットでは素材株などが急落し、上海総合指数は約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。製造業の先行き不安が漂う中、当局の産業支援に対する期待も高まる。朝方公表された9月の中国製造業PMI（国家統計局などが集計）は49.6となり、景況判断の節目となる50を19カ月ぶりに割り込んだ。
　主要銘柄の値上がり率は、中国旅遊集団中免（601888/SH）が5.0％、保利地産（600048/SH）が4.9％、ショウ州片仔コウ薬業（600436/SH）が3.5％、中遠海運HD（601919/SH）が3.0％、中国神華能源（601088/SH）が2.7％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.61ポイント（0.22％）高の272.88ポイント、深センB株指数が0.28ポイント（0.02％）安の1173.12ポイントで推移している。


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