23日の本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.62ポイント（0.11％）安の3274.17ポイントと反落している。
　中国経済の不透明感が重しとなる流れ。中国では猛暑による電力不足で、一部地域の計画停電が延長されている。工場の稼働停止など、サプライチェーンの混乱が実体経済に悪影響を及ぼすと危惧される状況だ。ただ、下値は堅い。中国人民銀行（中央銀行）の緩和スタンスは、引き続き相場の支えとなっている。
　主要銘柄の値下がり率は、薬明康徳（603259/SH）が1.5％、中国国際航空（601111/SH）が1.3％、（601669/SH）が1.2％、三一重工（600031/SH）が1.0％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント（0.04％）安の308.65ポイント、深センB株指数が2.35ポイント（0.19％）安の1243.96ポイントで推移している。


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