ハンセン指数 　 　 　　　　　16138.44 -372.84 -2.26％
中国本土株指数（旧H株指数） 5457.60 -140.19 -2.50％
レッドチップ指数 　　　　　　 3274.72 -31.70 -0.96％

　20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。内外環境の不透明感が投資家心理の重しとなる流れ。世界的なインフレ懸念の高まりで、欧米の金融当局は積極的な利上げを続けるとの見方が広がった。19日の米債券市場では、10年債利回りが約14年ぶりの高水準に達している。中国国内では、経済停滞への懸念が浮上。中国当局が新型コロナウイルス感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策を持続する中、本土の一部地域では行動抑制など防疫措置が強化される状況だ。人民元安の進行も不安材料。19日の外国為替市場では、対米ドルのオフショア人民元が過去最安値を更新した。
　主要銘柄の値下がり率は、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が8.7％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が6.7％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が6.3％、李寧(リーニン：2331/HK)が5.8％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が5.3％など。


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