/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2022/05/03 10:40

反落、ハンセンは259ポイント安 無料記事

ハンセン指数          20830.04 -259.35 -1.23%
中国本土株指数(旧H株指数) 7168.91 -129.78 -1.78%
レッドチップ指数        3891.94 -34.59 -0.88%

 連休明け3日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が5日ぶりに反落している。内外の景気不安で投資家のリスク回避スタンスが強まる流れ。中国で4月30日に官民が公表した4月の景況感指数は、そろって大幅に悪化した。中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は47.4となり、2カ月連続で景況判断の分かれ目となる50を割り込んでいる。民間集計の財新中国製造業PMIは46.0となり、前月の48.1から予想(47.0)以上に低下。2年2カ月ぶりの低い水準となった。また、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した4月の製造業景況感指数は55.4となり、2カ月連続で前月から低下し、2020年7月以来の水準に落ち込んでいる。
 米金利高も逆風。一段の米金融引き締め懸念がくすぶる中、米10年債り利回りは約3年ぶりの水準に達した。
 主要銘柄の値下がり率は、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が6.3%、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が5.6%、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が4.9%、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が4.0%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が2.9%など。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース