/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2022/03/24 10:40

反落、ハンセンは211ポイント安 無料記事

ハンセン指数          21943.19 -210.89 -0.95%
中国本土株指数(旧H株指数) 7566.95 -68.18  -0.89%
レッドチップ指数        4004.79 +7.00 +0.18%

 24日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。インフレ高進の警戒感再燃が重しとなる流れ。昨夜のWTI原油先物は5.2%高と大幅上昇している。黒海沿岸に向かうパイプラインが損傷したことにより、禁輸措置から除外されていたカザフスタン経由のロシア産原油が供給ストップしたと伝わった。原油相場の先高観が強まる中、製造や輸送のコストも上昇すると懸念されている。
 個別では、インターネットサービス大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.7%安。同社の10〜12月期決算では、純利益が前年同期比で60%増加したものの、大半は投資先の評価益などによるもので、特殊要因を除けば25%減となる。増収率は上場来で最低となり、本業は低迷した。
 ほか主要銘柄の値下がり率は、瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が4.7%、舜宇光学科技(2382/HK)が4.0%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が3.0%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が2.5%など。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース