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2022/08/25 17:45

香港大引:ハンセン3.6%高で4日ぶり反発、テック指数は6.0%上昇 無料記事

 短縮取引となった25日の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前日比699.64ポイント(3.63%)高の19968.38ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が283.20ポイント(4.31%)高の6848.89ポイントとそろって4日ぶりに反発した。売買代金は906億3300万香港ドルとなっている(24日は991億2810万香港ドル)。
 中国の経済対策が期待される流れ。国務院(内閣に相当)は24日の常務会議で、専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)発行額の5000億人民元(約10兆円)上積みなどを決定した。会議では、一連の経済安定策を実施し、金利低下を誘導する方針なども示している。ほか、中国人的資源社会保障部の副部長は24日に会見し、雇用拡大に向けて財政・金融政策を促進する必要性に言及した。値ごろ感も着目される。ハンセン指数は前日まで急落し、足もとでは約5カ月半ぶりの安値を付けていた。台風警報のレベル「シグナル8」が香港で発令されたことにより、この日は前場取引が中止されている。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄に買いが先行。ハンセン科技(テック)指数は6.0%高と他の指数をアウトパフォームしている(構成30銘柄は全面高)。個別では、電子商取引(Eコマース)中国大手の京東集団(9618/HK)が11.0%高、動画配信プラットフォーム大手のビリビリ(9626/HK)が10.3%高、高性能データセンター開発・運営の万国数拠HD(9698/HK)が9.8%高と上げが目立った。
 石炭セクターも急伸。エン鉱能源集団(1171/HK)が9.1%高、中国中煤能源(1898/HK)が5.8%高、中国神華能源(1088/HK)が4.7%高で取引を終えた。市況改善が追い風。国家統計局が24日公表したモニタリングデータによれば、主要な生産資材50種のうち、今年8月中旬に同月上旬比で23種の市場価格が上昇し、中でも石炭関連の値上がりが大きかった。
 医薬品・医療機器セクターも高い。康希諾生物(6185/HK)と百済神州(6160/HK)がそろって5.0%、薬明生物技術(2269/HK)が4.5%、微創医療科学(853/HK)が5.5%、上海微創医療機器人集団(2252/HK)が5.0%ずつ上昇した。
 海上輸送やコンテナリース・生産の海運関連もしっかり。中遠海運能源運輸(1138/HK)が8.1%高、太平洋航運集団(2343/HK)が6.0%高、勝獅貨櫃(716/HK)が8.3%高と値を上げた。
 一方、本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.97%高の3246.25ポイントで取引を終了した。エネルギー株が高い。発電株、消費関連株、不動産株、金融株、医薬品株、運輸株、インフラ関連株なども買われた。半面、ハイテク株は売られている。



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