ハンセン指数 　 　 　　　　　21783.97 +99.00 +0.46％
中国本土株指数（旧H株指数） 7440.64 +44.39　 +0.60％
レッドチップ指数 　　　　　　 3935.42 -9.38 -0.24％

　29日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。米株高が好感される流れ。昨夜の米株市場では、インフレ高進の警戒感がやや後退し、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が1.3％高と急反発した。中国経済対策の期待感も根強い。証券専門紙が29日までに、中国人民銀行（中央銀行）は4〜6月期の流動性を確保するため、近く預金準備率を引き下げる可能性がある――と報じた。
　個別では、ミネラルウォーター中国最大手の農夫山泉（ノンフー・スプリング：9633/HK）が4.1％高。同社が発表した通期決算は4割増益となり、配当の増額も予定された。ほか主要銘柄の値上がり率は、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が5.9％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が3.2％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が3.0％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.9％など。


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