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2022/07/15 10:56

本土株:上海総合は0.4%安で続落、上海B株も0.4%安 無料記事

 15日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比13.36ポイント(0.41%)安の3268.38ポイントと続落している。
 不動産ローンを巡る不透明感が投資家心理の重しとなる流れ。資金不足などにより建設工事が中断した未完成住宅に関し、物件購入者による集団ローン不払いが中国各地で続出していると伝えられたことが引き続き売り材料視された。不動産業界の債務リスクが改めて意識されたほか、銀行の不良債権増加につながると懸念されている。指標発表も気がかり。中国では本日の取引時間中に(日本時間午前11時ごろ)、6月の小売売上高や鉱工業生産、第2四半期のGDP成長率などがまとめて公表される予定だ。結果を見極めたいとするスタンスが強まっている。
 銀行・不動産株が下げを主導。個別銘柄の値下がり率は、中国銀行(601988/SH)が6.5%、中国農業銀行(601288/SH)が6.4%、招商銀行(600036/SH)が4.1%、信達地産(600657/SH)が9.2%、金地集団(600383/SH)が5.9%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.11ポイント(0.36%)安の303.35ポイント、深センB株指数が1.08ポイント(0.09%)高の1221.16ポイントで推移している。


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